あなたは「カラーブリージング」という言葉を聞いたことはありますか?
その時の自分のからだやこころの状態によって、自分に取り入れる色を使い分けて、それをすぃ~っと全身に取り入れる呼吸法のことをいいます。
元気にしたいからだの部位とお花をからめつつ、今回から各色ごとのカラーブリージングをご紹介していきます。
色がわたしたちを元気にするってほんとう?
まずはじめに「色彩療法」について軽く触れておきましょう。
色彩療法というと、聞きなれない言葉だな~と思うかもしれませんが、カラーセラピーと聞くと「きいたことある!」と思い出されるのではないかなと思います。
わたしたちは無意識に、色をみてその状態などを判断しています。
赤をみると、なんだかものすごいパワーを感じてエネルギッシュな熱を想像したり、黄色をみると陽気な気分になったりします。
このように、色が持つパワーを利用して心や体を元気にすることに役立てるのが、色彩療法なのです。これは最近では医療研究の分野もあるそうで、さまざまな疾患を和らげたりすることに応用されているのだとか。
カラーブリージングをやってみよう
色彩療法のように、色がわたしたちを元気にしてくれるのだとしたら、やっぱりそれを体験してみたくなりますよね。
そこで今回ご紹介したいのが「カラーブリージング」です。
色がもつ波長を、全身に行き渡るように想像力をアップさせる色呼吸法です。
例えば、あなたが今とてもショックなことを体験して、心の元気がないときに「ある色」をイメージしながら呼吸をする、というものです。しかも、深くゆっくりとした呼吸を続ける方法です。
普段意識しながら呼吸をしている人はどのくらいいるでしょうか。
まずそういった呼吸法をしながら生活している人はほとんどおらず、ほぼ浅い呼吸になっているのではないかなと思います。
ではさっそくはじめてみましょう。
①椅子に深く腰をかけましょう。
どのような椅子でもかまいません、深くリラックスしながら座ることのできる椅子がベストです。
②不要なものを吐き出しましょう。
可能であれば目を軽く瞑ります。そして、おなかに手をあてて鼻から息をしっかりと吸い、口から黒いモヤを吐き出すイメージをしながら息を吐きます。
これは自分で「からだの中から全部吐き出した」と思えるまで続けましょう。
③自分に必要な色を吸い込みましょう。
次に自分にとって必要な色を想像しながら、その色を鼻から思い切り吸い込むイメージをしましょう。その色は鼻から体内に入り、両手の指先、皮膚、内臓の隅々まで、そして足の指先まで駆け巡るイメージを続けます。
もちろん1回ではなく何回もその色を吸い込んでもかまいません。
「自分はこの色に満たされた」と感じたらやめましょう。
今回は黄色のエネルギーについて解説
黄色は陽気で元気な印象を与えてくれるほかに、知性をアップさせてくれる色でもあります。また、陰陽五行では「土」で「脾」にあたりますので、口、胃、消化器官、代謝機能に関して体の健康に不安がある場合には、この黄色のカラーブリージングをおすすめします。
黄色のプリザーブドフラワーがおすすめ
色というのは光なので、その色の波長や光の強さや弱さが脳に伝わることによって、ホルモン物質の分泌を元気にしているという話しもあります。
視覚からの影響もある、ということなんですよね。
もし、口や胃、消化器官や代謝機能に不安を感じているのでしたら、黄色のプリザーブドフラワーをご自宅に飾るのもいいでしょう。手間がかからないうえに、長く楽しむことができます。
黄色いプリザーブドフラワーでおすすめは、バラやジニア、ガーベラなどが手に入りやすくよいでしょう。
おわりに
色と呼吸法によってこころと体が元気になるのだとしたら、試してみたいですよね。目でみながら黄色のカラーブリージングをすることで、色そのものをイメージするよりもかなりスムーズなので、興味のある方はぜひどうぞ!
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