ユリ
ユリの花言葉
[威厳、純潔、無垢、洗礼された美]
※色によって花言葉が変わってきます。
ユリの色別の花言葉
- 赤色のユリ: 思わせぶり、純潔、威厳、無垢、壮大な美、虚栄感、富と繁栄
- 白いユリ:威厳、純潔、無垢、甘美
- ピンクのユリ:思わせぶり、虚栄心、やさしさ、暖かさ、願望
- オレンジのユリ:華麗、愉快、軽率
- 黄色のユリ:偽り、陽気、飾らぬ美
ユリの種類別の花言葉
- カサブランカ:威厳・純潔・高貴
- ヤマユリ:荘厳
- テッポウユリ:純潔・甘美・威厳
- オニユリ:賢者・富と誇り
- ササユリ:清浄・上品
- クルマユリ:純潔・多彩な人
- カノコユリ:慈悲深さ・上品
- スカシユリ:注目を浴びる・飾らぬ美
- ヒメユリ:誇り
ユリの名前の由来
ユリの花の由来には様々な説がありますが、
1、茎が細くて、花が大きい(自然に風に揺れる様子)から揺すりと言われるようになり、次第に変化してきたという説
2、漢字の百合は漢名からで鱗茎の鱗片葉が多数重なり合っている由来とする説 があります
ユリの誕生花
7月13日(テッポウユリ)、7月15日(ササユリ)、7月19日(黄)、7月24日、7月31日(ル・レーブ)、8月2日(カノコユリ)、9月1日(オニユリ)、11月18日(ヤマユリ、テッポウユリ)
ユリの伝説
ユリと神話
ギリシャ神話に登場してくる神・ゼウスが、眠っている妻ヘラの母乳を息子のヘラクレスに飲ませた時に、こぼれ落ちたヘラの母乳が天の川になり、地上にこぼれた分がユリになったとギリシャ神話では言われています。
ユリの花は、ヘラの花となり、母性のシンボルとして、キリスト教徒にも結びつきを強め、花言葉にもある『純潔』のシンボルになります。
ユリと絵画
聖母マリアに捧げられた純潔のシンボルであるユリは、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた有名な宗教画『受胎告知』で、神の子の懐妊を告げる大天使ガブリエルの左手に描かれています。
ローマ教皇も聖母マリアの処女性を象徴する花として、『白いユリを描くこと』を一般公衆にも告げると、白いユリは聖母を象徴する花となっていきました。
ユリと女性の美しさを現す言葉
女性の美しさを形容する言葉として「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」という言葉があります。
は立って、ボタンは座って、ユリは歩きながら見るのが一番美しいということに由来されています。
他の表現方法としては、シャクヤクは美しい女性が立っているようであり、ボタンは美しい女性が座っているようであり、ユリは美しい女性が歩くようである、など女性の美しさを表現にも諸説あります。
ユリと理想の女性とは
西洋では、バラ、ユリ、スミレはトリオで、バラは美を、ユリは威厳を、スミレは謙虚と誠実を現すといわれています。
この3つの花を兼ね備えたひとが理想の女性と言われていて、聖母に捧げられ、多くの花のなかで特別に扱われるようになってきました。
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